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パソコンを修理に出す [随想随筆]

パソコンに不具合があって修理に出す事にした。一週間くらい掛るらしい。
そこで改めて感じたのは日常の不自由さだった。空いた時間に文章をまとめてみたり、これまで描いた絵をデータ化して修正してみたり。はたまた銀行口座をチェックしたり振込みの準備をしてみたり…
それにちょっとした気づきの文章を日記として記録してみたり…当たり前のように日常のルーティンワークとして行なっていた事のほとんどがパソコン頼りだったことを改めて実感した。
手足を取られた様な、感覚の一部を削がれた様な、脳の一部が思考停止になったような…すこしオーバーだが、それくらい不自由感を感じる。
机上ミカン_1910.jpg

たかがパソコンがなくなったくらいでまるで日常からボイコットを喰らい、為す術もなく呆然と過ごすなんて…何か変だ。当たり前だと思っている日常が、当たり前では無くなった時に如何に対処するか。これは一種の危機管理でもあり原点回帰の試金石でもありそうだ。
実際にはWindows XP が動くのでそれを利用して対処しているのだが、バージョンダウンしてもそれでやって行けるという事を証明してみたい。無理してパソコンから離れるのではなくて、今出来る環境でやり過ごすという事である。
どんどんバージョンアップして高度に突き進んでゆく事の必要性もあるが、そのままで別の展開をしてゆくという道もある事を発見してゆきたい。

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コメント 4

風船かずら

半ば強制的にウィンドウのバージョンアップをして変化についていくのは難しいと感じましたが、変化があってよいと思いますが、変化しないもあっていいのではと思います。人としての原点、地球自然の理、どこか見失いつつあるのかもなんて考えます。
by 風船かずら (2019-10-30 09:58) 

いっぷく

パソコンは便利になりましたからね。
私はMS-DOSができる前から使っていたのですが、不便だからこそ、自分で開発したり工夫したりする楽しみがあったのです。
パソコンの値段も当時は高かったです、スキャナは定期解約して買った記憶があります。
が、こんにちのWindows10の時代は、廉価版のノートなら3~4万で買え、アプリもオフィスソフトがあって、画像のレタッチソフトも性能が高く、各種クラウドサービスもあるので、わざわざプログラミングしてフリーソフトを作る必要がなくなってしまったんです。最近使い始めたユーザーはそういう意味では恵まれているのかなと。
でもまあ、今の便利さはこれまでの積み重ねで、昔からのユーザーが、たくさんお金を落とし、また様々なフリーソフトを開発したからこそ到達したのだと、心のなかで密かに納得させています。
by いっぷく (2019-10-30 15:56) 

扶侶夢

>風船かずらさん、いっぷくさん、ご来訪&コメント有難うございます。

強制的に世の中の流れに合わせてバージョンアップするというのは何か本末転倒の様にも思いますね。

不便だからこそ開発したり工夫する楽しみがあった、というのは頷きますね。心の中の密かな納得は正当に思えます ^^)
by 扶侶夢 (2019-10-31 21:44) 

lamer

良いですね。
私も今そんな心境です。
by lamer (2019-11-01 21:47) 

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