文字に描く~真実は閃光の如く也 [制作日記]
真実は永遠だが、人の世に於いては一瞬の光の様に現れては消えてゆく。
いつまでも形を変えずに留めようとすると偽りの姿に変わってしまう。眼の前に現われた瞬時の刹那を心に焼きつけることが肝要だろう。
いつまでも形を変えずに留めようとすると偽りの姿に変わってしまう。眼の前に現われた瞬時の刹那を心に焼きつけることが肝要だろう。
人間は有能な生き物だと思われがちだが、一瞬を捉える事は苦手としていて、その能力に限って言えば無能のようだ。生きている実感を瞬時で捉えることも出来ないのだろう。
人間は優柔不断な生き物の様だ。常に憂い、常に迷いながら生きている。それは生きることの恐れの原因でもあるのだが、偽ってでも何かに縋ろうとする魂の彷徨だろう。
人間は優柔不断な生き物の様だ。常に憂い、常に迷いながら生きている。それは生きることの恐れの原因でもあるのだが、偽ってでも何かに縋ろうとする魂の彷徨だろう。
人間は「真実」というものをいつの間にかどんどん遠ざけてしまったようだ。「真実」は常に身近にあるのに、己の優位を差別化するための道具に使おうと画策した故に手の届かない様なものにしてしまった。空に雲が浮かぶように、野に花が咲くように、真実はそままの姿で留まろうとはせずに現れては消えてゆく。
野の鳥を籠に納めるように、草花を鉢に植えるように、永遠を求める心が真実から遠ざける
野の鳥を籠に納めるように、草花を鉢に植えるように、永遠を求める心が真実から遠ざける
2024-03-02 15:17
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