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人生黄昏最終章 [日々の背中]

私にとってこのブログとは一体何のためのものなのか…。古希を経た歳初めのそんな問いに対して、このブログは「遺書」の様なものだと答えておこう。
誰に問いかける訳でもない独り言。その言葉には何の期待も思い入れもない単なる独り言。何の価値もないかも知れないが、書き残しておきたい独り言。

朝令暮改の日々である。過去の様々な出来事を見返す事も多くなった。五十年以上も前に海外を放浪していた時代を今更ながら気づきと反省で見返すこともある。
語り切れない私の人生だが、そのひとつひとつを繙きながら黄昏時を歩んでゆこう。それがこの世に生まれたことの価値を感じる唯一の確認作業の様に思える。

蛇丸-螺旋.jpg

これまでの人生を振り返って、いま感じる事は「運命の重さ」である。自身の原点とも云える幼少期の原風景に辿り着くと改めて運命の存在を知る。そしてこれまで様々な葛藤があったが、恩愛 我を去って運命の重さを受け入れる事になる。

「魂の語るを知る」そこに人の幸いがあり、それが生まれてから生きた最終の到着地点ではないだろうか。

 

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