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「いちまい絵本」で探究する [扶侶夢絵本の世界]

 

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A4サイズで仕上げる「いちまい絵本」は自分の世界をコンパクトにまとめた一種のコンセプトアートのようにも思えます。

バラバラに描いた自分の世界をまとめる事によって、そこに何らかのテーマ性が在ることを発見します。
そして時には俯瞰する事で、“別の視点”からこれまでの自分を見ることに気づいたりもします。

バラバラな場面を手づくりで編集してゆく絵本制作は自分自身に問いかける「ひとりワークショップ」のようです。

☆ 

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すでに描き上げたバラバラなカットの編集で作り上げる方法のほかにも別の方法があります。

例えば、Q&A形式で「私のやり残しているものは?」「私の恐れているものは?」といった感じの自問自答を重ねて、自分の内面を綴る“ワークシート”のつもりで描き上げれば、自分を取り巻く世界の探究にもなっていて面白い発見があったりもします。

まだまだ技術的にも未熟で偉そうなことは語れませんが、ブラッシュアップして価値あるコンテンツのひとつにしてゆきたいと考えています。

 

 


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コメント 7

いっぷく

色鉛筆で描いたような絵ですね。
扉は虹のむこうにあるのでしょうか。
by いっぷく (2016-06-15 11:04) 

扶侶夢

>いっぷくさん、ご来訪&コメントありがとうございます。

画材はセオリー無視の使い方をしておりまして…色鉛筆にカラーボールペンに水彩にクレヨンを少々という混在です ^^;;

扉はすぐ傍にあってもなかなか目には映らないもののようで、たぶん虹をくぐったブレイクスルーのすぐ近くにあるんだと思います。
by 扶侶夢 (2016-06-16 01:28) 

amaguri

虹は渡れるものだと、真剣に思っていた頃も有りました。
走って虹のたもとに行くと、それは無くなっていました。
今ではそんな事も思わなくなりましたが、水まきをしている時に
自分の側に虹が出来ると、チョット幸せな気持ちが生まれます。
by amaguri (2016-06-18 15:14) 

扶侶夢

>amaguri さん、ツムジくんたちにも虹を見せてあげたいですね。みよ子お嬢さんなんかはどんな反応するだろうか?

「虹」というフレーズで真っ先に頭に浮かぶのは、やはり「オズの魔法使い」の中でジュリー・ガーランドの歌った「Someday Over The Rainbow」ですね。
子ども心にとっては虹は永遠に渡れる空の架け橋なんでしょうね。
by 扶侶夢 (2016-06-18 19:50) 

シルフ

発想も面白いですし、絵もお上手ですね。もう少し磨ききって(ナマ言ってすみません)、イタリアの絵本展に応募すればいいと思います。

by シルフ (2016-06-18 22:22) 

シルフ

虹はこの場合もっと太く、もっと丁寧に美しく仕上げて欲しいって思いました。
by シルフ (2016-06-18 22:25) 

扶侶夢

>シルフさん、ご来訪&コメントありがとうございます。

評を頂けるということは別視点からの気づきも含めて有り難いことです。
虹をもっと印象的に効果的に扱えば良いのかも知れませんね。全体的に私の絵は演出力に欠けるところがあるようなのでブラッシュアップを心掛けたいです (^^;;
by 扶侶夢 (2016-06-19 16:53) 

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