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人生黄昏最終章 [日々の背中]

私にとってこのブログとは一体何のためのものなのか…。古希を経た歳初めのそんな問いに対して、このブログは「遺書」の様なものだと答えておこう。
誰に問いかける訳でもない独り言。その言葉には何の期待も思い入れもない単なる独り言。何の価値もないかも知れないが、書き残しておきたい独り言。

朝令暮改の日々である。過去の様々な出来事を見返す事も多くなった。五十年以上も前に海外を放浪していた時代を今更ながら気づきと反省で見返すこともある。
語り切れない私の人生だが、そのひとつひとつを繙きながら黄昏時を歩んでゆこう。それがこの世に生まれたことの価値を感じる唯一の確認作業の様に思える。

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これまでの人生を振り返って、いま感じる事は「運命の重さ」である。自身の原点とも云える幼少期の原風景に辿り着くと改めて運命の存在を知る。そしてこれまで様々な葛藤があったが、恩愛 我を去って運命の重さを受け入れる事になる。

「魂の語るを知る」そこに人の幸いがあり、それが生まれてから生きた最終の到着地点ではないだろうか。

 

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文字に描く~夢中に人生在り [制作日記]

人生幾十年は夢幻の如く也。まさに夢中に生きて、夢中に去ってゆく。
人それぞれの人生は全てが生きている夢の中の出来事なのだ。野に咲く花や空を飛ぶ鳥と同じ様にこの世のひと時に生きている。それはまさに寝ては現われ起きては去る夢の様なものなのだ。

新しい年が始まった。若い人たちには希望の溢れた「夢中」を生きる人生があり、私の様な黄昏を生きる者には、それなりの「夢中」に人生を綴る。
それぞれがそれぞれの夢中に人生を感じて生きてゆく。夢は儚く、しかし確かに輝きをもって人生を照らす。

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たとえ儚くとも幻想であろうとも、生きている間は夢中に生きようと思う。
人としてこの世に生まれたからは、それが最善の生き方の様に思う。

 

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共通テーマ:アート

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和6年 正月   


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死を食べる-アニマルアイズ