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糖尿病/覚悟のはじまり~再び [日々の背中2:糖尿前立腺ガン編]

いつもこの時期になると体調の変化を感じる。
少し気になったので、糖尿の治療入院から退院した頃の過去のブログ記事を見ていたら生々しい当時の様子が記録されてあったので、自分に警告する意味でも、再アップすることにした。

 

【平成22年4月29日・記】 

半月間程の治療入院から退院をして自宅に戻ってきた。2年前に続き2度目の入院だった。今回は診察にかかった時点で、血糖値が580、ヘモグロビンA1Cは14,5という前回以上に危機的状況だったようだ。
ここに至るまでには“のどが渇き、視力が著しく衰える”“唾液が出ずに満足な食事が出来ない”“体重が
10キロ落ちて顔面が痩せこける”などなど自覚症状はあったのだが、我慢してやり過ごすだけで対処をしてこなかった事が結局、悪化の一途を辿った訳だ。…わかっちゃいるけど、ねぇ。
糖尿という病気は完治するという事はないらしい。代謝のバランス・コントロールによって一見治まったように見えているだけで、自己管理を放置すればいつでも安定ラインを突破して、二度とは戻れぬ恐怖の「合併症」という世界に突入してしまう。ここに入り込んでしまうと、それはもう笑っていられない生き地獄を味わう事になる。私ももう少し遅ければ“昏睡状態”や“失明の危機”だったようだ。
点滴を両腕に射つなどして緊急処置でとりあえず難をのがれたが、今回の入院は私にとって最後通牒を突きつけられたようなものだった。

sickroom.jpg
<病室はお隣がカーテンで仕切られているだけの6人部屋でした>

 


・・・あれから4年が過ぎた平成26年5月

 

先日採血をしたばかりの結果待ち状態なので、最新のヘモグロビンA1Cがどれくらいの値になっているのか定かではないのだが、自分の感覚では数値は少し上がっているのではないかという気がしている。それが気がかりだったので血液検査を受けたのだが、私のような不摂生な者でも時を見て身体状況をチェックしておく必要はあると思います。 

 

糖尿病との闘病生活…というよりも「糖尿とのお付き合い生活」を準記録風エッセイにして綴るのも面白いかも知れませんね。「糖尿ロッキー」…なんちゃって ^^)

私はドクターでも何でもない一介の市民だけど、自分の経験から喫煙を止める方法を体得して知人に実践した事もあるので、こちらも何らかの形で実証的なものにしてみたい。 
そう考えると「病む者は幸いなり」とも言えますね。それを克服する道を探ることが、それと闘うことが自分の価値の証しになるのですから。


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amaguri

僕も去年の健康診断で血糖値が少し高いと言われました。薬を飲むほどではないけれども食事に気を付ける事と運動をするようにと言われました。珈琲はブラック、砂糖消費はかなり減らしました。運動はなかなかできませんが、これでもかなり改善されたと思っていますが結果は今年の健康診断で明らかになります。
by amaguri (2014-05-17 00:18) 

扶侶夢

amaguri さん、こんにちは。

食事制限と、運動というよりも体を動かして糖分・脂肪の燃焼を促進することに心掛けていれば、現在のamaguri さんのご様子なら心配ないと思います。
糖尿病も言うなれば生活習慣病の一種ですから、ノーマルな生活をしていれば恐れる事はないんですけれどね。
by 扶侶夢 (2014-05-17 16:42) 

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