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シニア向け絵本に取り組む [制作日記]

忘備録という意味も込めてコミットメント(声明)を出しておこうと思う。
これまで何度も宣言しては日々の生業に忙殺されて…気がついたら外れた道を歩んでいたという事が多かった。意志が弱いというよりは “忘れ易い、気が散漫”と言った方が適切かな?
兎に角こんな事ではいけないと思って、朝令暮改かも知れないが宣言をしておきたいと思う。…いやはや (^^;ゞ

切株に坐るおじさん.jpg

「高齢者向け絵本」というテーマを掲げて取り組もうと考えている。自分なりに高齢者に対しての柔らかいメッセージの様なものをイメージしている。制作物を発表するとき「どういった立ち位置で作っているか」がポイントになってくる。上から目線とかパラサイト・スタンスといったものは自分でも気づかないところからにじみ出てくるので注意したい。
そもそも何故高齢者向けの絵本を発想したのかといえば実に単純で、私がストレートに表現できるのは高齢者に対してだと思ったからなのだ。絵本といえば子供を相手に読み聞かせや教育的意図を持ったものが思い浮かぶが、私は自分が子供と同じ目線で子供と共有する意図を持つのには無理があると感じたからで、そこに何らかのミッションを感じる事がなかったのも事実だ。

結局私にとっての「絵本」というのは、私自身のために描いているというのが紛れもない事実だ。私が見つけた人生のコアを言葉に出来ない何かで表現する手段…それが高齢者向け絵本という形を取っているのだろう。そんな気がする。
コロナ禍の登場で世の中の何かが変わりつつある今日、自称「人生絵本表現作家」の私が改めて自分の取り組む対象を高齢者に絞ったことは新しい時代の幕開けの様に思う。

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