徒然描写~5~ [日々の背中]
往く川の流れは絶えずして かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし
徒然なるままにカメラに向かいて そこはかとなく何をか写し出さんとや
徒然なるままにカメラに向かいて そこはかとなく何をか写し出さんとや
☆
かつてプリントした写真を一枚ずつ貼り付けて保存する「アルバム」というものがあった。
現像やプリントに手間がかかりまだ貴重な品としてコストも掛かっていた写真を、有り難そうに丁寧に並べて保管しておく。そんな用途があったことを私たちは忘れている。
現像やプリントに手間がかかりまだ貴重な品としてコストも掛かっていた写真を、有り難そうに丁寧に並べて保管しておく。そんな用途があったことを私たちは忘れている。
いまでも「アルバム」という同じ名称は残されているがその本質は少し変わった様に思う。色褪せ始めた写真の集合を見ていると、そこには時間と空間に一体化した人々の連帯を垣間見る。
アルバムと言うのは、一つの纏まった記録になり、時間のある時にみると、自分であればその頃のこと、他人のことであれば当時のことを俯瞰的にみることができます。
最近は、デジタルで撮影し保存した物は、HD中に入ったままになっています。だかれ、入れたことも忘れてしまい、PCを交換する時に、何もなくなる、そういう恐れがあります。少しだけでも、写真にしたり印刷したりして保存しようと思い始めてはおります。
by アヨアン・イゴカー (2018-08-02 11:42)