SSブログ

猫たちは永遠に…… [ねこ次元]

子供の頃から猫たちと暮らしてきた時間は意外と長い。犬を飼っていた事もあったがそれは十数年で、猫との時間が圧倒的に長かった。
改めて考えてみると、猫たちとの深い関わりは何か一種の運命の様なものさえ感じてしまう。延べ何匹と過ごしてきたか考えるとそれぞれに思い出があって甦ってくる。

初めて一緒に暮らした猫は「み~こ」という雌ねこで私がものごころついた時から傍にいた。
幼児だった私は「み~こ」をいたずら相手にして育った。色々と悪さをしたらしく、家族で囲んでいた火鉢の中に突き落とした事もあったらしい。「らしい」というのはリアルな記憶としてではなく親から教えられた記憶として残っているからだ。とにかく無邪気におおいに悪戯をして遊んでいたようだ。

correction-A.jpg

correction-B.jpg

correction-C.jpg

猫たちと過ごしてきた日々は、ある部分では人間たちとの日々よりも深い記憶と絆で結ばれている。
成長して我が家から旅に出てゆく猫も多い中、近くの草むらに撒かれていた農薬を舐めて泡を吹きながら玄関にたどり着き息絶えた子猫がいた。ようやく親離れをして日も経っていない子猫がよく家までの道を探りながら帰って来たものだと思うと、私は涙をこらえる事が出来なかった。

延べ十五匹以上の猫たちと過ごしてきた日々。悲しい出来事もあったけれど、そのひとつひとつが忘れられない記憶として今も生き続けている。

         猫たちB.jpg


nice!(13)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 13

コメント 2

ぼんぼちぼちぼち

のべ15匹の猫たちと暮らして来られたのでやすか!
猫も、個体によってみな個性が違い、可愛いでやすよね〜
by ぼんぼちぼちぼち (2024-11-02 09:17) 

響

その写真も可愛い。
猫と暮らすとスマホの中の写真がネコだらけに
なっちゃいます。
by (2024-11-03 21:49) 

Facebook コメント

死を食べる-アニマルアイズ